新日本保険新聞 コラム

問われる「検索力」分からぬことはすぐに調べ問題解決

保険代理店のための情報セキュリティ知識と対策26

良い変化に向けて日ごろから意識高め行動に移す

6月中旬に弊社開発システムのユーザー(保険代理店)様向けにオンラインセミナーを開催させていただきました。「Viewユーザーが取り組むDX」というテーマで、4名様にご登壇いただき、様々な取り組みをご紹介いただきました。

主催者の自画自賛で申し訳ないですが、嬉しいご感想もたくさんいただきましたし、非常にためになるあっという間の2時間でした。

先進的な代理店はどのようなことを考え、どのような取り組みをしているのか。コロナ禍で変化させたことやオススメITツールや営業方法、その他、今後どんな保険業界になっていくのか、どんな展開をしていきたいか等々、盛りだくさんの内容で無料開催にすべきでなかったなと反省した次第です。このような先進的な代理店と情報交換をしてみたい方は是非私までお問い合わせください。

さて、セミナー内でも話題となった「どのようにしてITツールを探しているか」について、本来のコラム内容とは離れてしまいますが、情報セキュリティに関する知識と対策としてもそうですし、ビジネスやプライベートなど全てのシチュエーションにおいて通ずる内容かと思いますので共有しておきます。

早速核心に迫りますが、一言でいうと「検索力」につきるというのが私含む今回のご登壇者においても共通した回答でした。分からない物事について調べることは、一昔前に比べて格段に簡単にできるようになっています。調べるために辞書など不要ですし、わざわざパソコンを立ち上げて…となると時間がかなりかかってしまいます。しかし、今は誰もがスマートフォンを所有していますので、気になった瞬間に調べて問題解決ができる時代ですよね。私の統計でも優秀な方ほど、メモではなく目の前ですぐ調べていますし、そのスピード感も検索力とセットで重要になってくるでしょう。

また、こんなことができればいいなと思った大半のことは、既に世の中の賢い方が考え形にしていることが多いため、検索結果からその解決にできるだけ近いものを経営判断する。そして使ってみて、ダメなら撤退し、他の物を探す。

まとめますと、良い変化をさせようと常日ごろから意識し、行動に移すかどうかというシンプルなことなのだと、改めて気づいたところです。

これは昔から不変のものですよね。検索力という言葉の表現を変えると「情報収集力」ともいえるかと思いますので、経営者であるかどうか関係なく、全ての皆さまがこの辺を意識することによって、事業の発展や自己の成長に繋がるのではないでしょうか。

▼エムアイシーは、保険代理店専用の業務管理システム提供の他、代理店のシステム部門としてITサポートやITコンサルティングの提供をします。
https://www.viewsystem.info/

第3171号(週刊) 新日本保険新聞[生保版]2021年7月12日

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