新日本保険新聞 コラム

保険代理店のための情報セキュリティ知識と対策27

保険代理店のための情報セキュリティ知識と対策27

スマホがなければ仕事ができない時代に
情報の塊をウイルスから守るには

iPhoneとAndroidで異なる対策
iPhoneにウイルス対策ソフトは存在せず

今やビジネスシーンのみならず日常生活にとって必要不可欠のツールとなったスマートフォン(スマホ)。スマホの代名詞でもあるiPhoneの日本発売から13年が経過した現在、もはや生活どころか完全に時代、社会さえも激変しました。

保険業界においても「足と電話と紙があれば大丈夫」から、「スマホorパソコンとシステムがあれば大丈夫」に変化したと言えるのではないでしょうか。

今回はそんな人類の時代をも変えたiPhoneについての情報セキュリティをまとめさせていただきます。

日本におけるスマホ所有はiPhoneとAndroidのほぼ2強であり、現在はiPhoneが60%超の普及率となっているようです。私用でも仕事用でもiPhoneを使っている方は多いかと思いますが、ウイルス感染に関する仕様や対策がAndroidと異なることはご存知でしょうか。

そういえばWindowsのパソコンみたいにウイルス対策ソフト入ってないなと思った方も少なくないはずです。

実はiPhoneのiOSはシステムが非公開となっているため、ウイルススキャンには対応しておらず、ウイルス対策ソフトが開発できないので現時点では存在しません。また、iOSはウイルスを無効化する機能が搭載されており、パソコンでは感染するウイルスであってもiPhoneだと感染しないことがよくあります。

さらに、iPhoneのApp Storeは、AndroidのGoogle Playに比べてアプリの審査基準が厳しいため、App Storeからアプリをインストールしても感染することはほぼありません。ただし、決して感染リスクがゼロというのではなく、またウイルスも日々進化や巧妙化しているのでやはりそれなりの注意は必要です。

さて、スマホの感染要因は主に2つあります。1つ目は怪しいサイトにアクセスすることにより、ウイルス感染やハッキングを装う警告が出る場合があり、その警告に従って操作や正規でないルートからのアプリをインストールしてしまうと感染リスクが高まります。見慣れない警告がポップアップされた場合は、あわてて画面上をタップせずにすぐさまページを閉じましょう。

2つ目は不審なメール(SMSも同様)の添付ファイルやリンクを開くことです。これは何度か過去にも紹介させていただきましたが、読者の皆さまもそういった怪しげなメールを受信した経験は日常的に結構あるかと思います。

普段よく名前を見かける大手宅配業者や大手IT企業を装って受信されたメールのリンクを開いてしまうことで、不正なサイトに誘導されて情報が盗まれたりします。見分け方に一定ルールがありますので、その知識を習得の上疑わしいメールは無視するか削除するようにしましょう。

もし、身に覚えのない通信料が発生していたり見慣れないアプリがインストールされていたり、スマホの動作が不自然に重くなるなど、違和感を感じた場合は専門の業者に相談することをオススメします。

スマホは本当に大切な情報の塊ですので、自分でしっかりと守っていきましょう。

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第3175号(週刊) 新日本保険新聞[生保版]2021年8月9日

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