新日本保険新聞 コラム

保険代理店のための情報セキュリティ知識と対策28

保険代理店のための情報セキュリティ知識と対策28

あなたのスマホ大丈夫ですか
自由度高いAndroid

今やビジネスシーンのみならず日常生活にとって必要不可欠のツールとなったスマートフォン(スマホ)。日本におけるスマホ所有はiPhoneとAndroidのほぼ2強であり、前回のコラムではiPhoneについての情報セキュリティをまとめさせていただきました。今回はAndroidについてまとめさせていただきます。

Androidとは、ご存じGoogle社が携帯情報端末のために開発したOSで、iPhoneと違い誰でも無料で利用や開発ができるオープンソースであるため、開発元のGoogle社以外の多くの会社がAndroidを搭載したスマートフォンの開発や販売をしています。

つまり、各社の独自機能やカスタマイズがある程度しやすくなっているため、自由度や多様性が高く、オリジナルのスマホに設定できることがメリットであり、iOS搭載のiPhoneと大きく異なる部分です。

また、iPhoneではApp Storeからのみアプリがダウンロードできますが、AndroidはメインのGoogle Playストア以外にAmazonのアプリストアや他から直接ダウンロードができます。自分好みのスマホにできる反面、ここはリスクが高まる部分です。オープンソースであるということは、ソースコードの悪意を持った改変や悪用にも繋がる恐れがあるということでもあり、不正なコードを持つアプリをインストールしてしまう恐れもあるということです。

さらにAndroidはバージョンアップが多いOSですが、比較的新しいハードウェアでないと最新のOSのサポート対象ではなく、十分なセキュリティを確保できない懸念があります。OSサポートのためにある程度新しい端末をお使いいただく方が良いでしょう。一方iOSではこの部分は比較的古い機種でもサポートされています。逆に脆弱性や問題への対応がApple社しかできないのがiOSのデメリットではありますが。

Androidの感染要因(セキュリティリスク)としては主に上記2点ですが、それ以外にもiOS同様、怪しいサイトにアクセスすること、不審なメール(SMSも同様)の添付ファイルやリンクを開くことについても気を付けましょう。

一応「Google Playプロテクト(アプリをスキャンして問題があればユーザーに警告してくれるサービス)」というセキュリティシステムもありますが、こうしたツールやセキュリティソフトの導入による自己防衛は必須になりますね。

スマホやPC問わず、やはりOSとアプリを常に最新の状態にアップデートをする習慣や、セキュリティ対策が不十分なPCに接続しないことは、今や基本的なセキュリティ対策です。端末に違和感がある場合は専門の業者に相談することをオススメします。

改めましてスマホは本当に大切な情報の塊ですので、自分でしっかりと守っていきましょう。

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第3179号(週刊) 新日本保険新聞[生保版]2021年9月13日

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